音楽配信大手のスポティファイは、ポッドキャストの配信者が広告や有料プランの収益の一部を受け取れる「パートナープログラム」について、この秋から対象地域を新たに35の国と地域に拡大すると発表しました。
新たに対象となるのは、イタリアやスペイン、ブラジル、メキシコ、コロンビア、ポーランド、チリ、ドミニカ共和国、バハマなどです。同社によりますと、これまでアメリカやヨーロッパ、オーストラリアなどで展開してきましたが、今回が過去最大規模の対象地域の拡大になるということです。
このプログラムでは、条件を満たした配信者が、音声と動画の両方のポッドキャストから収益を得ることができます。有料プランの利用者による動画の視聴回数や、無料プランの利用者向けの広告収入が還元される仕組みです。また、配信者は他のプラットフォームでも番組を配信できるほか、企業などのスポンサーから得た収益はすべて手元に残すことができるとしています。
スポティファイによりますと、2022年に動画ポッドキャストの機能が導入されて以降、プラットフォーム上での視聴は140%増加しています。また、ことし1月以降、番組に対する月間の支払い総額は3分の1増加したということです。
同社はことし、動画ポッドキャストの収益化の条件を改定しました。現在は、過去30日間に「3つ以上のエピソードを公開」「合計2000時間の視聴」「1000人以上のリスナーを獲得」という基準を満たせば申請が可能となっています。同社は、この改定によって参加番組の視聴が平均で45%増加したとしており、クリエイターの支援を通じてプラットフォームのさらなる成長を目指す方針です。
