音楽配信大手「スポティファイ(Spotify)」は、利用者の音楽の好みを分析する機能から、子ども向けの音楽を除外できる新たな設定を導入したと発表しました。これにより、年末恒例の再生履歴のまとめ機能や、おすすめのプレイリストに子ども向けの楽曲が反映されなくなるということです。
スポティファイによりますと、この新機能は、無料プランおよび有料のプレミアムプランを利用する世界中のモバイル端末向けに順次提供されます。設定画面で子ども向けの音楽を除外する機能を有効にすることで、アニメ映画の主題歌や童謡などが利用者の好みの分析から外される仕組みです。
これまで、リビングルームのスマートスピーカーや車内などで、親のアカウントを通じて子どもが音楽を再生するケースが多く見られました。その結果、親自身の好みが正確に反映されず、年末に提供される1年間の再生履歴を振り返る機能「まとめ(Wrapped)」において、子ども向けの楽曲が上位に表示されるといった不満の声が利用者から毎年寄せられていたということです。
新たな設定は、過去の再生履歴にも遡って適用される方針です。これにより、すでに再生された子ども向けの音楽も、今後の「まとめ」機能や、「ディスカバー・ウィークリー」などの自動作成されるおすすめプレイリストに影響を与えなくなります。
スポティファイはこれまでも、特定の楽曲やプレイリストを手動で分析から除外する機能を提供していましたが、設定に手間がかかるという課題がありました。同社は最近、保護者の管理のもとで13歳未満の子どもが安全に利用できるアカウント機能も導入しており、家族向けのサービスを拡充し、利用者の利便性を向上させる取り組みを強化しています。
