スレッズは、ユーザーが自身の投稿のパフォーマンスをより深く理解し、コンテンツがどこで発見されているかを把握できるよう、指標を強化したと発表しました。
ユーザーはプラットフォームの「インサイト」ダッシュボードでより詳細な情報を確認できるようになりました。「インタラクション」セクションでは、いいね、返信、引用、リポストによるエンゲージメントが表示されます。「フォロワー」セクションでは、フォロワーの増加が地理的データとともに示され、主要都市や国、年齢層や性別といった人口統計情報も含まれています。
さらに、新しいチャートを通じて、投稿のパフォーマンスがどのように変化したかを7日から90日間の期間で確認できるようになりました。
スレッズの投稿は、インスタグラムやフェイスブックで推奨されることがあるため、ユーザーはどのアプリで自身のコンテンツが発見されたかを確認できます。各アプリが投稿に寄与した閲覧数の割合も見ることができます。
メタが運営するこのプラットフォームは、クリエイターがオーディエンスを構築し、存在感を高め、フォロワーに響くコンテンツを理解することを目的としています。
この動きは、スレッズが急速に成長している中で行われました。市場情報提供者であるシミラーウェブの最近のデータによれば、スレッズはモバイルアプリユーザー数で主要な競合であるXに追いつきつつあるということです。
2025年6月、スレッズのiOSおよびAndroid向けモバイルアプリは1億1510万人のデイリーアクティブユーザーを記録し、前年比127.8%の成長を示しました。一方、Xは1億3200万人のデイリーアクティブを達成し、前年比で15.2%の減少となりました。
スレッズがXや他の競合に対抗し続ける中、プラットフォーム上のクリエイターに対して追加のツールを提供することは理にかなっているとしています。