ソニーは、水曜日にPlayStation 5のコンソール価格を引き上げると発表しました。この変更は、8月21日木曜日から有効となります。
ソニーは、「困難な経済環境」を理由に価格を約50ドル(約7500円)引き上げるとしています。アメリカでは、PlayStation 5の価格が549.99ドル(約8万5000円)、PlayStation 5デジタルエディションが499.99ドル(約7万7500円)、PlayStation 5プロが749.99ドル(約11万6500円)に引き上げられるということです。7月31日には、アメリカ政府が日本からの輸入品に対する15%の関税を発表しました。
ソニーは、他の国での価格変更やアクセサリーの価格引き上げの予定はないとしています。しかし、4月にはヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドで同様の理由でPlayStationコンソールの価格を引き上げたということです。
一部の地域では、2022年にインフレーションの影響でコンソールの価格が引き上げられましたが、その際アメリカ市場は影響を受けなかったとしています。
ソニーの競合他社も、トランプ大統領の関税に関連してゲーム製品の価格変更を発表しています。マイクロソフトは5月にコンソールの価格を80ドルから100ドル(約1万2400円から1万5500円)引き上げるとともに、一部のゲームやコントローラー、アクセサリーの価格も引き上げるとしています。
任天堂は、新しいNintendo Switch 2コンソールの一部アクセサリーの価格を引き上げましたが、コンソール自体の価格は変更しない方針です。