テスラは、アメリカで販売された1万台以上のパワーウォール2家庭用バッテリーをリコールすると発表しました。これは、約20件の過熱、発煙、または火災の確認された事例を受けたものです。
このリコールは、オーストラリアでの同様のリコールから数か月後に行われるもので、オーストラリアでは火災の報告を受けてリコールが行われました。
オーストラリアでのリコールにおいて、パワーウォール内のバッテリーセルは、非公表の第三者サプライヤーによって製造されたものでした。テスラは、米国でのリコール対象のセルを製造した企業についての質問には即答しませんでした。
アメリカ消費者製品安全委員会(CPSC)は、5台のパワーウォールが火災を起こし、軽微な物的損害を引き起こしたとし、さらに6台が発煙したと発表しています。残りの11台は過熱したということです。このニュースはElectrekが最初に報じました。
CPSCは本日、リコール通知をウェブサイトに掲載しました。影響を受けたパワーウォールは、2020年11月から2022年12月の間に販売されました。同委員会は、消費者に対し、バッテリーがオンラインであることを確認し、テスラのアプリでリコール対象かどうかを確認するよう求めています。
テスラは、オンラインの影響を受けたユニットを放電し、交換品を提供する方針です。
