データインテリジェンス企業のデータブリックスは、AI事業の拡大に伴い、シリーズLの資金調達ラウンドで4兆円(約4.2億ドル)以上を調達したと発表しました。これにより、同社の評価額は約20兆円(約134億ドル)に達し、3か月前の約15兆円(約100億ドル)から34%増加したということです。
データブリックスは、AI革命に対応する製品の開発に注力しており、AIエージェント向けのデータベースやプラットフォーム、企業がデータとAIアプリケーションを構築・展開できるアプリを提供しています。特に、オープンソースデータベースのPostgresを基にしたAIエージェント向けデータベース「Lakebase」に多額の投資を行っており、これは企業の開発者向けのプロジェクトに活用される方針です。
また、AIエージェントプラットフォーム「Agent Bricks」は、企業がデータを活用したAIエージェントを構築・展開するための支援を目的としています。さらに、AIラボのAnthropicやOpenAIとの間で、数億円規模の契約を締結し、これらのモデルを企業向け製品に提供するということです。
データブリックスは、今回の資金を活用して、アジア、ヨーロッパ、ラテンアメリカで数千人の新規雇用を創出し、AI研究者を増やす計画です。また、企業がデータインテリジェントなアプリケーションを構築するための支援を強化し、Lakebaseをデータの記録システムとして活用し、Databricks Appsをユーザー体験レイヤーとして、Agent Bricksでマルチエージェントシステムを強化する方針です。
今回の資金調達は、Insight Partners、Fidelity、J.P. Morgan Asset Managementが主導し、Andreessen Horowitz、BlackRock、Blackstone、Coatue、GIC、MGX、NEA、Ontario Teachers Pension Plan、Robinhood Ventures、T. Rowe Price Associates、Temasek、Thrive Capital、Winslow Capitalも参加したということです。
