フードデリバリーサービスを提供するドアダッシュは、データ漏洩により顧客の個人情報が流出したと発表しました。流出した情報には、顧客の名前、電話番号、メールアドレス、住所が含まれているということです。
ドアダッシュは、今回の攻撃に対応するため、法執行機関への報告を含む複数のセキュリティ対策を実施したとしています。しかし、影響を受けたユーザーの具体的な人数については明らかにしていません。
同社の調査によれば、第三者が不正にアクセスし、一部のユーザー情報を取得したことが判明しました。影響を受けたユーザーの個人情報は個々に異なり、銀行や支払いカードの情報は取得されなかったとしています。
データ漏洩が発生した場合、企業は「一部の」顧客という曖昧な表現を用いることが多く、これが少数から大多数に至る可能性があることを示唆しています。ドアダッシュは、影響を受けた顧客に対して必要に応じて通知を行ったとしていますが、この表現は必ずしも安心できるものではありません。
自分のデータが流出しているか確認したい場合、同社は専用のコールセンターを設置しています。米国とカナダからはフリーダイヤルの+1-833-918-8030、国際的には+1-214-393-3293に連絡し、オペレーターに参照コードB155060を伝えることで状況を確認できるということです。
データ漏洩の被害に遭うと、フィッシング攻撃の標的になる可能性が高まります。予期しないメールのリンクはクリックせず、自分のブックマークや手入力でウェブサイトにアクセスすることが安全です。
