ニュースレタープラットフォームのbeehiivは、AIを活用したウェブサイト構築機能を含む大規模なプラットフォーム拡張を行うと発表しました。これにより、リアルタイムの分析機能なども提供されるということです。
beehiivの共同創業者兼CEOであるタイラー・デンク氏は、発表のビデオで、ニュースレタープラットフォームの力は「所有権」にあると述べました。「オーディエンス、配信、ブランド、そして収益の可能性を所有することが重要です」と語っています。「AIとアルゴリズムの時代において、所有権は単なる付加価値ではなく、不可欠なものです」としています。
この拡張により、クリエイターやジャーナリストがプラットフォーム上でビジネスを拡大し、成長するためのより多くのコントロールと機会を提供することを目指しています。
beehiivは、コンテンツ制作の全工程を包括する初のプラットフォームと自負しており、ユーザーは「作成、公開、成長、分析、収益化」を手数料やプラグイン、コード、株式の譲渡なしで行うことができるとしています。
デンク氏はビデオの中で、beehiivはもはや単なるニュースレタープラットフォームではなく、クリエイター経済のためのオペレーティングシステムであると述べています。この拡張により、LovableやWordPress、Patreonなどと競争することを目指す方針です。
同社は2021年に設立され、以来、350億通以上のメールを送信し、55,000人以上のクリエイターがプラットフォームを利用しているということです。beehiivは、2024年4月にLightspeed Venture PartnersとNEAを投資家として、3,300万ドル(約510億円)のシリーズB資金調達を行ったとしています。
