ウェブ検索業界は今もなお活況を呈しており、企業がデータを最大限活用するためにAIエージェントを導入する中で、ウェブから情報を収集し、現代のデータツールと連携しやすい形で返すツールへの需要が高まっています。
ニューヨークに拠点を置くウェブ検索スタートアップのニンブル社は、AIエージェントを用いてウェブをリアルタイムで検索し、結果を検証・確認して情報を整然としたテーブルに構造化するプラットフォームを提供しています。このプラットフォームにより、企業はウェブデータを既存のデータベースの一部として利用することが可能になります。
ニンブル社は、データブリックスやスノーフレークが提供する企業データウェアハウスやデータレイクと統合しており、企業が保有するデータを活用して検索結果を構造化し返すことができるということです。
ニンブル社のCEOで共同創設者のウリ・クノロヴィッチ氏によれば、企業は信頼性の高いウェブ検索を備えたAIを必要としており、これがAIをより多くの用途で活用するための転換点になるとしています。
同社は、競合分析や価格調査、顧客確認(KYC)プロセス、ブランドモニタリング、深層調査、金融分析などの用途において特に有用であるとしています。また、顧客データが顧客のデータインフラ内に留まるよう努めているとしています。
今回のシリーズBラウンドでは、ノーウェストが主導し、4700万ドル(約72億8500万円)が調達されました。調達資金は、マルチエージェントウェブ検索や検索結果を処理・検証する管理されたデータレイヤーの研究開発拡大に充てられる方針です。
ニンブル社はこれまでに合計7500万ドル(約116億2500万円)を調達しました。
