法律業務の自動化を提供するスタートアップ、ハーヴェイAIは、シリーズEラウンドで約4650億円(約300百万ドル)の資金を調達し、企業価値が約7750億円(約500億ドル)に達したと発表しました。このラウンドは、クライナー・パーキンスとコートゥが共同で主導し、既存の投資家であるコンビクション、エラッド・ギル、OpenAIスタートアップファンド、セコイアも参加しました。
この資金調達は、ハーヴェイが約4650億円(約300百万ドル)のシリーズDラウンドをセコイアが主導したと発表してからわずか4ヶ月後のことです。その際、企業価値は約4650億円(約300億ドル)でした。
多くのAI企業が従業員数を抑える方針をとっている中、ハーヴェイは急速に従業員を増やしています。創業3年の同社はすでに340人を雇用しており、新たに調達した資金を活用してその数を倍増させる計画です。新たに雇用される従業員の一部は、法律以外の専門サービス向けAI製品の開発に貢献する予定です。これには、税務会計が含まれています。
同社のAIソリューションは、弁護士が文書を確認し契約書を作成するのを支援し、現在337の法律顧客に利用されています。
ハーヴェイは急速に成長しており、年率換算での売上高は4月に約116億円(約75百万ドル)に達し、年初の約78億円(約50百万ドル)から増加したと、ロイターが先月報じました。
ハーヴェイの競合には、10年目のアイアンクラッドや17年目のクリオなどの古参の法律系スタートアップがあり、昨年、約4650億円(約300百万ドル)を調達し、企業価値が約4650億円(約300億ドル)に達しました。
