ソフトウェアの進化が様々な業界に影響を及ぼす中、ヒートポンプのスタートアップ企業であるQuiltは、既存のヒートポンプに対するOTA(Over-the-Air)アップデートを実施し、性能を20%以上向上させたと発表しました。
QuiltのCEOであるポール・ランバート氏は、EV(電気自動車)業界で見られるソフトウェアによる継続的な改善のパターンをヒートポンプにも適用したいと述べました。同社は、より高品質なセンサーを使用し、データを詳細に監視することで、アップデートを可能にしたということです。
このアップデートにより、Quiltのヒートポンプは冷房能力が24,000 BTU/h、暖房能力が25,200 BTU/hに向上しました。これにより、極端な暑さや寒さに対処しやすくなったとしています。
Quiltの技術チームは、従来のHVAC業界とは異なる経歴を持つメンバーで構成されており、頻繁なアップデートが一般的な企業からの経験を生かしているということです。プロジェクトを主導したアイザック・マククイレン氏は、以前はLucid Motorsで乗客とバッテリーの冷暖房を管理していたと述べています。
このようなアップデートは、Quiltがより広範な顧客に製品を提供するための戦略の一環であり、センサーの導入などの初期投資があったものの、得られる価値が大きいと判断したとしています。
