AIショッピングエージェントを開発するスタートアップ企業「フィア」は、35億円(約35百万ドル)の資金を調達したと発表しました。調達はNotable Capitalが主導し、Khosla VenturesやKleiner Perkinsも参加しました。
フィアは設立から10か月ですが、既に月間数十万人のアクティブユーザーを持ち、6,200の小売パートナーを獲得しています。フィービー・ゲイツ氏とソフィア・キアニ氏は、消費者にパーソナライズされた買い物体験を提供することを目指しています。
フィアのアプリは、消費者が新しい商品を購入する際に、リセールやセカンドハンドの代替品を提示し、節約を支援することを目的としています。例えば、200ドル(約3万1,000円)の新しいドレスを購入しようとする際に、同じドレスが80ドル(約1万2,400円)で販売されていることを知らせます。
キアニ氏は、フィアの成功には創業者が主導するマーケティング戦略が大きく寄与しているとしています。ゲイツ氏とキアニ氏は、ソーシャルメディアで200万人以上のフォロワーを持ち、ポッドキャスト「The Burnouts」で起業家としての経験を共有しています。
フィアは、AI技術を活用した「包括的なショッピングエージェント」になることを目指し、機械学習エンジニアを積極的に採用する方針です。フィアのチームは現在ニューヨークで約20人が勤務しており、質の高い人材を集めることに注力しています。
フィアは、ユーザーのデータを安全に収集し、パーソナライズされた体験を提供することを目指していますが、過去にブラウザ拡張機能がユーザーのブラウザ履歴を収集していたことが報告されました。フィアはこの機能を削除し、データの匿名性を保ちながら、ユーザーに最適な商品を提供することを約束しています。
キアニ氏は、「AIエージェントがオンラインショッピングの効率化に大きく貢献する」と述べ、ゲイツ氏は「買い物を楽しくすることを目指している」としています。
