フィグマは長らく延期されていたニューヨーク証券取引所での株式公開を木曜日に開始したと発表しました。取引開始直後に株価が急騰し、市場の変動性のため一時取引が停止される事態となりました。
取引開始からわずか1分で時価総額は4兆5000億円(約45億ドル)に達しました。株価は101ドルから最高124ドルまで変動し、最終的には115.50ドルで取引を終え、時価総額は4兆7000億円(約47億ドル)となったということです。
同社および既存の投資家はIPO価格である1株33ドルで株式を売却しました。このIPOに対する需要は非常に高く、株価は市場外取引でも上昇を続けているとしています。
株式に対する需要が非常に多いため、SNS上ではロビンフッドを通じて注文が満たされる様子を面白おかしく投稿する人々が見られました。数十株や数百株を注文したにもかかわらず、1株のみしか割り当てられなかったという声が上がっており、ある人は17株を取得できたと自慢していました。
いずれにせよ、この成功したIPOにより、2023年に競合のアドビによる2兆円(約20億ドル)の買収が失敗に終わったことは、フィグマの歴史の中で些細な出来事となったとしています。