アメリカのIT大手グーグル傘下のウェアラブル端末メーカー「フィットビット(Fitbit)」は、スマートフォン向けアンドロイド(Android)アプリの最新バージョン「4.66」の提供を順次開始したと発表しました。今回の更新では、水分補給や食事、気分の記録機能などが新たに追加されたということです。
最新版となるバージョン「4.66.1」は、現在アプリストアを通じて広く提供されています。今回の更新により、無料プランの利用者もパブリックプレビュー版の機能を利用できるようになりました。画面右下に配置されたボタンから「記録」を選択することで、各種データをすぐに入力できる画面に移行できるとしています。
食事や水分の記録機能については、水分補給の入力画面は従来の仕様を引き継ぐ一方、食事の記録は検索機能を中心としたシンプルな設計に変更されました。グーグルのサポート情報によりますと、従来のようなバーコード読み取り機能も搭載される予定ですが、現時点では一部で利用できない状態になっているということです。
また、健康管理の画面には新たに「栄養」の項目が追加されました。ここでは、消費エネルギーや水分補給量、カロリーの目標と摂取量、さらには脂質、炭水化物、タンパク質などの詳細なデータを確認できるとしています。
さらに、「メンタルウェルビーイング(心の健康)」の項目も新設されました。これまで「ストレス管理スコア」と呼ばれていた指標は、新たに「レジリエンス(回復力)」という名称に変更され、「低い」「バランスが取れている」「最適」の3段階で評価されるということです。これにより、利用者はストレスに対する身体の反応をより深く理解できるようになるとしています。
このほか、生理周期を記録する機能も追加されており、有料プランの利用者はコーチ機能によるパーソナライズされた分析結果を受け取ることができるとしています。
フィットビットによりますと、この最新バージョンはiOS向けにはすでに提供が開始されていますが、一部で不具合も確認されているということです。アンドロイド版を更新した無料利用者は、アカウントメニューからパブリックプレビューに参加することで新しいデザインのアプリを体験できますが、最新のAI(人工知能)機能については引き続き制限される方針です。
