アメリカのIT大手グーグル(Google)傘下のフィットビット(Fitbit)は、ウェアラブル端末などで提供している「睡眠スコア」の機能を刷新し、パブリックプレビューの利用者向けに、睡眠改善に向けた具体的なアドバイスを提供する新たな評価システムを導入したと発表しました。
同社は、単なる睡眠時間の記録にとどまらず、利用者が休息の質を左右する生活習慣を特定できるよう支援する方針です。新たなシステムでは、スコアの算出基準の透明性を高め、どの指標がスコアに影響を与えたかを明確に示すとしています。
具体的には、以下の6つの指標が提示されるということです。
・総睡眠時間:スコアの大部分を占め、主要な睡眠時間帯に眠っていたと推定される時間。 ・深い眠りに入るまでの時間:就床から、深い睡眠やレム睡眠など、心拍数が安定した状態に入るまでの時間。 ・熟睡した時間:心拍数が低く安定し、妨げられることなく深く眠っていた時間の合計。 ・睡眠中の浅い動き:睡眠中に体が動いたり、覚醒に近い状態になったりした短い時間。 ・睡眠の中断時間:夜間に完全に目が覚めていたとみられる時間の合計。 ・完全な覚醒回数:5分以上完全に目が覚めた回数。
同社は、最新のアルゴリズムによって夜間の睡眠を一つの連続したプロセスとして評価し、睡眠の質全体をより総合的に分析するとしています。
また、有料サービスである「Fitbit Premium」の利用者に対しては、個別の分析結果に基づき、睡眠の質を向上させるための具体的なガイダンスを提供するということです。
新たな評価基準の導入により、これまでのスコアから結果が変化する可能性があるとしています。同社は、最新のスコアについては当面の間、スマートフォン向けのアプリから確認するよう呼びかけています。
