techcrunch
2025年9月6日
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メタのThreads、無料で1万文字まで対応しXに挑戦

メタが提供するThreadsは、投稿に最大1万文字のテキストを添付できる新機能を発表しました。この機能は、クリエイターが外部コンテンツをリンクする際に役立つとしています。

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メタが提供するThreadsは、投稿に最大1万文字のテキストを添付できる新機能を公式に発表しました。この機能は、クリエイターがニュースレターやブログ、ポッドキャストなどの外部コンテンツをリンクする際に役立つとしています。

従来、Threadsでは500文字までのテキストがサポートされていましたが、今回のアップデートにより大幅に拡大されました。これにより、ユーザーは自身の作品を広く紹介し、他のプラットフォームへの誘導が可能となります。

メタは、アップデートの前にユーザーがスクリーンショットを使って長文を共有していることに注目し、この機能の追加を決定したということです。特に、作家やジャーナリストが新作や記事をプロモーションするためにこの機能を活用できるとしています。

一方、Xでは有料会員向けに最大25,000文字の投稿が可能になっていますが、Threadsはこの機能を無料で提供する方針です。また、投稿内のテキストは強調表示や太字、下線、取り消し線、斜体などのフォーマットが可能で、絵文字も追加できるとしています。

メタは、コミュニティのフィードバックに基づき、さらなる機能強化を模索しているとしています。特に、Threads外部へのリンクは「目立つ形で」表示されるということです。これは、Xが外部リンクの表示を控える方針を取っていることに対抗するものと見られます。

ただし、Threadsの長文テキストはGoogleのような検索エンジンでインデックス化されず、また分散型サービスへの投稿もサポートされないという制約があります。メタは、将来的にこの制約を解消する方法を検討中としています。

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