techcrunch
2025年6月28日
3分で読めます

メタ、データセンター向けに1GW超の再生可能エネルギー購入

メタはデータセンターの電力供給を強化するため、1ギガワットを超える再生可能エネルギーの購入を発表しました。これにより、同社の再生可能エネルギーのポートフォリオがさらに拡大します。

NihonTechHub

NihonTechHub

技術系ジャーナリスト
メタ-再生可能エネルギー-購入-データセンター

メタは、データセンターの電力供給を強化するため、1ギガワットを超える再生可能エネルギーを購入したと発表しました。

ソーシャルメディア企業であるメタは、オハイオ州、アーカンソー州、テキサス州でのインベネリー社からの太陽光および風力発電の791メガワットを購入することを明らかにしました。また、アダプチャー・リニューアブルズ社のテキサス州にある2つの太陽光発電所から合計360メガワットの環境属性を購入するということです。

これらのプロジェクトは、2027年から2028年にかけて稼働を開始する予定です。

メタは、再生可能エネルギーの購入を積極的に進めており、先月にはAES社が建設中の2つの太陽光プロジェクトから650メガワットを購入する契約を結びました。また、今月初めには、XGSエナジー社とニューメキシコ州で150メガワットの強化地熱発電所を建設する契約を締結しています。

これらの契約は、技術への補助金が議会での調整法案で削減対象となっている中で、再生可能エネルギーに対する支援を強化する方針です。

特に太陽光発電は、データセンターが新たな電力を取得するための最速の方法であり、通常の太陽光発電所は約18か月で完成します。段階的な建設により、さらに早い段階で電力供給を開始することも可能です。

NihonTechHub

About NihonTechHub

日本の最新テクノロジーやスタートアップ情報を発信するプラットフォームです。国内外のイノベーションをつなぎ、未来を切り開くための知識とインスピレーションを提供します。