アメリカの通信機器大手モトローラは、グーグルの基本ソフトを搭載した新しいスマートウォッチ「Moto Watch Ultra」を発売すると発表しました。
モトローラはかつて「Moto 360」というモデルで初期のスマートウォッチ市場を牽引しましたが、その後は健康管理機能やバッテリー駆動時間を優先し、独自の基本ソフトを搭載したモデルを中心に展開していました。今回、本格的なアプリ連携が可能な「Wear OS」のエコシステムに再参入し、市場での競争力を高める方針です。
発表によりますと、新モデルは「Wear OS 6」を搭載し、高性能なプロセッサーや2ギガバイトのメモリー、32ギガバイトのストレージを備えているということです。また、独自の人工知能(AI)アシスタント「Qira」も内蔵されるとしています。
本体は46ミリサイズで、1.5インチの有機ELディスプレイを採用しています。素材にはステンレスを使用し、高い耐久性を持たせています。バッテリーの容量は550ミリアンペア時で、最大2日間の連続使用が可能だということです。さらに、電子決済機能や防水・防塵性能、LTE通信にも対応しています。
健康管理の分野では、フィットネス機器大手のポラールと提携したとしています。活動量の目標設定やスコア化をはじめ、睡眠や呼吸のモニタリングなど、利用者の健康維持を支援する機能を提供するということです。
価格は349ドル(約5万4000円)で、通信契約に縛られないSIMフリーモデルが9月10日に発売される予定です。その後、アメリカの主要な通信会社でも順次取り扱いが開始される方針です。
また、モトローラは同日、折りたたみ式スマートフォン「Razr」の特別モデルも発表しました。背面にスワロフスキーのクリスタルをあしらったデザインで、価格は通常モデルより100ドル(約1万5000円)高い899ドル(約13万9000円)に設定され、こちらも9月10日に発売されるということです。
