アメリカのIT大手グーグルは、動画共有サービス「YouTube」の有料会員向けに、動画の再生速度を自動で調整する機能など、2つの新たな実験的機能のテストを開始したと発表しました。
テストが開始されたのは、「Auto speed(自動再生速度調整)」と「On-the-go(移動中モード)」と呼ばれる2つの機能です。現在はAndroid向けのアプリにおいて、有料プラン「YouTube Premium」の利用者を対象に提供されているということです。
「自動再生速度調整」は、動画の進行に合わせて再生速度を自動的に変更する機能です。料理のレシピ動画などでの活用が想定されており、現在は英語の対応動画のみで利用できるとしています。
一方、「移動中モード」は、スマートフォンを持って移動していることを60秒以上検知した場合などに、画面の操作パネルを音楽配信サービス「YouTube Music」に似た使いやすいデザインに切り替える機能です。再生ボタンや進行状況を示すバーが操作しやすくなるほか、動画のダウンロードボタンも強調されるということです。この機能は、手動で設定を有効にすることも可能だとしています。
これらの機能は現在、実験的な位置づけとなっており、4月27日まで有料会員向けに提供される方針です。同社は、利用者の反応などを踏まえ、将来的に正式な機能として導入するかどうかを検討するものとみられます。
