アメリカのIT大手グーグル傘下の「YouTube(ユーチューブ)」は、アメリカ国内における有料配信サービス「YouTube Premium(プレミアム)」および「YouTube Music(ミュージック)」の月額料金を値上げすると発表しました。
値上げの対象となるのは、アメリカ国内の各種プランです。動画を広告なしで視聴できる「YouTube Premium」の個人プランは、現在の13.99ドル(約2,170円)から15.99ドル(約2,480円)に引き上げられます。また、ファミリープランは22.99ドル(約3,560円)から26.99ドル(約4,180円)となります。
さらに、音楽などを除く大半の動画を広告なしで視聴できる「YouTube Premium Lite(ライト)」の料金も、7.99ドル(約1,240円)から8.99ドル(約1,390円)に値上げされるということです。
音楽配信サービス「YouTube Music」についても、個人プランが10.99ドル(約1,700円)から11.99ドル(約1,860円)に、ファミリープランが16.99ドル(約2,630円)から18.99ドル(約2,940円)にそれぞれ引き上げられます。
会社側によりますと、新たな料金は新規および既存のすべての利用者に適用されるということです。既存の利用者に対しては、料金変更の少なくとも30日前にメールで通知する方針です。
YouTubeの広報担当者は、今回の値上げについて「クリエイターやアーティストを支援し、高品質なサービスを提供し続けるための措置だ」と説明しています。広告なしでの視聴やバックグラウンド再生、3億曲以上の楽曲ライブラリといった利用者に評価されている機能を維持する狙いがあるとしています。
YouTubeがアメリカで有料プランの料金を引き上げるのは、2023年7月以来となります。当時は「Premium」の個人プランが11.99ドル(約1,860円)から13.99ドル(約2,170円)に、「Music」が9.99ドル(約1,550円)から10.99ドル(約1,700円)に値上げされていました。
YouTubeの有料サービス利用者は増加傾向にあり、2024年の1億人から、2025年3月時点では「Premium」と「Music」を合わせて1億2,500万人に達したとしています。
動画や音楽の配信サービスをめぐっては、ネットフリックスやアマゾンプライムビデオが先月値上げに踏み切ったほか、スポティファイも今年初めに料金を引き上げています。昨年にはHBOマックスやディズニープラスなども値上げを実施しており、業界全体で料金を引き上げる動きが続いています。
