電気自動車メーカーのリビアンは、グーグルマップと提携し、新しいナビゲーションシステムを発表しました。リビアンの車両では、引き続き15.6インチのセンタースクリーンでカスタマイズされたナビゲーションインターフェースを提供しますが、データの基盤はサードパーティーの代わりにグーグルマップのAutomotive SDKを使用するということです。
リビアンは、顧客からのフィードバックをもとにこの変更を行ったとしています。これにより、業界で最高のナビゲーションソリューションを提供することを目指しているとしています。
ユーザーは、グーグルマップの最新の交通情報や「より良い」ルーティング情報を受け取ることができ、工事や事故などの道路障害に関するクラウドソースのレポートも含まれるとしています。また、グーグルマップの衛星画像を表示する大幅なアップグレードも行われます。
リビアンは、場所情報(営業時間、写真、評価など)に関しては既にグーグルマップを使用しており、地図上の興味のある場所をタップするだけで、営業時間、レビュー、連絡先情報を確認できるようになります。さらに、リビアンはAndroid Automotive OSを基盤にしており、YouTubeやグーグルキャストも提供しています。
長距離旅行に出かける際や、街中での用事を済ませる際にも、ナビゲーションはシームレスで正確かつ役立つものであるべきとしています。
リビアンのオーナーは、引き続き車両や条件に特化したEVの航続距離の推定値や、充電停止に関する詳細情報を得ることができます。
一方で、このグーグルマップのアップグレードには、リビアンが「自然の風景や色彩を祝う」とする新しいデザイン言語が含まれています。緑の公園から深い青の湖や海まで、情報の視認性やアクセスのしやすさが向上するとしています。
これらのアップデートは、リビアンのモバイルアプリにも反映されます。特に、交通情報や交通事故、場所の写真や説明、衛星ビュー(Connect+サブスクリプションが必要)を確認できるようになります。目的地と旅行の共有も引き続き可能です。
リビアンナビゲーションとグーグルマップの統合は、今日から展開を開始しました。