アメリカの掲示板サイト大手「レディット」は、プラットフォーム上で話題となっている投稿を動画や音声で楽しめる新たな機能の開発を進めており、今年後半にテストを開始すると発表しました。
これは、同社が先ごろ行った第2四半期の決算発表のなかで明らかにしたものです。レディットによりますと、開発中の新たな機能では、利用者がアプリ上で動画を視聴できるだけでなく、バックグラウンドで投稿の音声読み上げを聴くことも可能になるということです。
スティーブ・ハフマン最高経営責任者(CEO)は投資家に対し、こうした形式のコンテンツがすでに他のプラットフォームで広く消費されていると指摘しています。実際に、動画共有アプリ「TikTok」では、レディットに関連するハッシュタグが付けられた投稿が約3000万件に上っています。これらの多くは、レディット上の人気投稿を自動音声で読み上げ、ゲーム実況や料理などの無関係な動画と組み合わせたものとなっています。
ハフマンCEOは、「インターネット上では、レディットの投稿を読み上げるポッドキャストのようなコンテンツが台頭している。音声として聴くレディットも非常に魅力的なものになり得る」と述べ、全く新しいフォーマットの確立を目指す方針を示しました。新機能が既存のアプリにどのように組み込まれるかは明らかになっていませんが、今年後半にテスト版を提供するとしています。
現在、主要なSNSやエンターテインメント向けのアプリでは、TikTokのような短い動画のフィード機能を導入する動きが広がっています。フェイスブックが全画面動画のテスト計画を発表したほか、主要な動画配信サービスや、通信販売大手のアマゾン、ビジネス向けSNSのリンクトインなどでも、同様の機能が相次いで導入されているということです。
さらに、レディットは今年6月に導入したコメント欄への動画投稿機能についても、すでに同社全体の動画投稿の10%以上を占めており、利用が順調に拡大しているとしています。
