通信アプリ大手のWhatsApp(ワッツアップ)は、iPad向けアプリの画面デザインを刷新し、Mac版と同様のサイドバーの導入を開始したと発表しました。タブレット端末での操作性を向上させる狙いがあるということです。
同社は昨年10月以降、スマートフォン向けアプリの視覚的なデザイン変更を進めてきました。iPad向けには今年6月から限定的なテストを実施しており、当初はiPhoneと同じ画面下部のメニューを維持したまま、新しいデザインのボタンなどを導入していました。
今回、一部のiPadユーザー向けに提供が開始された新しいデザインでは、画面下部のメニューに代わり、Mac版アプリと同様のサイドバーが標準で表示される方針です。このサイドバーを通じて、チャットや最新情報、コミュニティ、通話、さらには人工知能の「Meta AI」などの各機能に素早くアクセスできるとしています。
また、ユーザーの好みに応じてサイドバーを非表示にすることも可能です。非表示にした場合、チャットリストや会話の画面が中央に向かって拡大されるため、より広い画面でメッセージのやり取りに集中できるということです。
この新しい画面デザインは現在、最新のテスト版を利用する一部のユーザーに提供されているほか、一般向けのアプリを利用する一部のユーザーにも順次展開されています。すべてのユーザーが利用できるようになるまでには一定の時間がかかる見込みですが、同社はタブレット端末に最適化されたレイアウトの提供を通じて、ユーザーの利便性向上を図る方針です。
