アメリカのIT大手「メタ」は、同社が提供する対話アプリ「WhatsApp(ワッツアップ)」において、一部の利用者のアカウントが利用できなくなった問題について、復旧に向けた対応を進めていると発表しました。
旧ツイッターの「X」や「Threads(スレッズ)」での報告によりますと、数時間前から多くの利用者が突然アカウントを利用できなくなる事態が発生しました。利用者がアプリにアクセスしようとすると、「利用規約に準拠しているか確認するため、アカウントの活動と端末情報を審査しています。通常24時間以内に結果を通知します」という画面が表示されたということです。
ワッツアップは、世界で月に30億人以上が利用する対話アプリです。そのため、全体から見ればごくわずかな割合の障害であっても、数千人規模の利用者に影響が及ぶとみられています。
メタはアメリカのIT専門メディアの取材に対し、問題を認めたうえで解決に向けて取り組んでいるとしています。同社はサービスの悪用を防ぎ、利用者の安全を確保する方針を掲げています。広報担当者は「誤った判定を下した場合は速やかに修正し、利用者が再びチャットを利用できるよう努めています。影響を受けたアカウントを復旧するための措置を講じました」と説明しています。
一方で、今回どのような原因で多くのアカウントが一斉に審査対象となったのかや、影響を受けた特定の地域があるかなどについて、会社側は詳細を明らかにしていないということです。