通信アプリ大手の「WhatsApp(ワッツアップ)」は、スマートウォッチの「アップルウォッチ(Apple Watch)」向けアプリにおいて、すべての絵文字を使ったリアクション機能の提供を開始したと発表しました。
同社は昨年末、着信通知や音声メッセージ、チャット履歴の確認、絵文字によるリアクション機能などを備えたアップルウォッチ向けの本格的なアプリの提供を開始しています。それ以前は、メッセージの確認や返信を端末のシステム通知に依存していたため、専用アプリの公開は利用者の利便性を大きく向上させる戦略の一環として受け止められていました。
しかし、これまでの絵文字リアクション機能には制限があり、あらかじめ設定された6種類の絵文字しか選択できない仕様となっていました。その他の絵文字を使用する場合は、連携するスマートフォン(iPhone)を直接操作する必要があったということです。
今回、アプリの開発状況に詳しい専門サイト「WABetaInfo」の報告などによりますと、アップルウォッチ上で利用可能なすべての絵文字がリアクションとして使えるようになるということです。新しい仕様では、メッセージを長押しすると従来通り6種類の標準絵文字が表示されますが、さらに画面を展開することで、最近使用した絵文字や、カテゴリー別に分類されたすべての絵文字を選択できるようになります。
絵文字は「スマイリー」「自然」「食べ物」「活動」「旅行」「物」「記号」「旗」の8つのカテゴリーに分けられています。利用者は画面をスクロールするか、各カテゴリーをタップしてリストを拡大し、目的の絵文字を探すことができるとしています。
この新機能は現在、順次提供が開始されていますが、すべての利用者の端末に行き渡るまでには数週間程度かかる見通しだということです。WhatsAppは新機能を段階的に展開する方針をとっており、今後もウェアラブル端末における操作性の向上を図っていくものとみられます。
