通信アプリ大手の「WhatsApp(ワッツアップ)」は、電話番号を公開せずにメッセージのやり取りができる「ユーザー名」機能について、一部の利用者を対象に試験的な提供を開始したと発表しました。
これまで同アプリでのやり取りには電話番号を相手に知らせる必要がありましたが、新機能の導入により利用者のプライバシー保護が強化されるということです。ただし、アカウントの作成自体には、当面の間、引き続き電話番号が必要だとしています。
専門サイトの報道によりますと、現在、スマートフォン向けの基本ソフト「アンドロイド」と「iOS」の最新の試験版において、段階的に機能の提供が進められています。対象となった利用者は、アプリの設定画面にあるプロフィール項目からユーザー名の登録ができるということです。
また、同じ運営会社が提供する「フェイスブック」や「インスタグラム」のアカウントと連携させることも可能ですが、他の利用者がすでに使用しているユーザー名は登録できない仕組みとなっています。
さらに、新しいユーザー名あてにメッセージを送信する際、4桁の暗証番号の入力を求める「ユーザー名キー」と呼ばれる任意の機能も導入される方針です。運営会社としては、迷惑メッセージを防ぎ、利用者の安全性を高めるねらいがあるものとみられます。
