中国の通信機器メーカーOppo(オッポ)が最新の折りたたみ式スマートフォン「Find N6」を展開するなか、同市場における技術競争が一段と激化していることが明らかになりました。一方で、アメリカのアップルも初の折りたたみ式端末を投入する可能性が報じられており、各社の今後の戦略に注目が集まっています。
折りたたみ式スマートフォンは、過去10年弱で大きな技術的進歩を遂げてきました。端末の厚みなどの主要な課題が解決されるなか、各社は新たな付加価値の創出に注力しています。中国のHonor(オナー)が大容量バッテリーを搭載したモデルを発表したことに続き、Oppoは画面の折り目がほとんど目立たない「Find N6」を市場に投入しました。
「Find N6」は、6,000mAh(ミリアンペアアワー)の大容量バッテリーを備え、ハードウェアの完成度が高いと評価されています。しかし、Oppoは同モデルの販売地域を限定しており、世界的な普及には消極的であるとの見方も広がっています。
こうしたなか、市場の最大の焦点となっているのがアップルの動向です。数か月以内に初の折りたたみ式「iPhone」が発表される可能性があると報じられています。アップルは、タブレット端末「iPad」で培った専門的なアプリケーション群を活用し、クリエイター向けの高性能端末として市場での優位性を確立する方針だとみられています。現状において、Android(アンドロイド)陣営はソフトウェア面でこの戦略に対抗するのが難しいと指摘されています。
このため、韓国のサムスン電子やモトローラなどAndroid端末を展開する各社にとって、ハードウェアの技術革新がこれまで以上に重要になっています。特にサムスン電子は、バッテリー容量などの課題を克服し、競争力を維持するための戦略が求められているということです。
また、関連するITニュースとして、アメリカのグーグルが画面を搭載しない新しいウェアラブル端末「Fitbit(フィットビット)」を開発していると報じられています。さらに、次期スマートフォン「Pixel 11」については、本体の薄型化や温度センサーの廃止などを含む新たなデザインが採用される見通しだということです。
