米国政府が半導体の輸出に関する新たな規制を検討していると報じられました。これはAIチップを米国外に輸出する際に米国政府の承認を必要とする内容で、AMDやNvidiaなどの企業に対する管理が強化されるということです。
米国商務省の報道官は、アメリカの技術輸出を安全に進めることに尽力していると述べ、現在も政府内でこの方針を正式化する議論が続いているとしています。また、AI拡散規制に戻ることはないとし、その規制が負担が大きく、過度であったとしています。
この新たな規制案では、米国外の企業や政府がAIチップを購入する際、米国商務省の承認が必要となる見込みです。ブルームバーグによると、購入の規模によって審査の過程が異なるということです。小規模な注文の場合は簡易な審査で済む可能性がありますが、大規模な注文では相手国政府の関与が必要になるかもしれません。
この提案は、バイデン前大統領のAI拡散規制を撤回したトランプ政権の方針の一環として、より政府の関与を強めることを目指しているとされています。しかし、最終的な発表や決定が行われる前に変更される可能性もあります。
米国の半導体企業にとっては、この規制が逆に不利益になる可能性もあります。米国からの半導体調達が困難になれば、企業は他の国からの供給を検討することも考えられます。特に、米国外の半導体企業がより高度なチップを開発し続けている中で、その傾向が強まるかもしれません。
Nvidiaの場合、既にこの規制が影響を与えているということです。中国市場における顧客の復帰が見られず、AI技術へのアクセスが不透明な状態が続いているとされています。
