アリババ傘下のQwen AIグラスは11月2日、OTA(無線経由のソフトウェア更新)を配信し、リアルタイム翻訳機能を追加したと発表しました。これまでスマートフォン上で行っていた翻訳を、メガネ本体の体験に移すものです。通話や国際会議では相手の言葉が耳元で母語に同時通訳され、海外ポッドキャストや外国語のオンライン講座、外国語映画でも訳文が対応アプリ上にリアルタイムで表示されるということです。
通話とメディアの2つの翻訳経路
今回の更新では、翻訳の利用場面が大きく2つに分かれます。1つは通話や国際会議での音声翻訳で、相手の発話を耳元で母語に変換します。もう1つはメディア視聴時の翻訳で、ポッドキャストやオンライン講座、映画などの内容を対応するQwen AIウェアラブルアプリに表示します。
スマートフォンを掲げて訳文を読む従来の方法と比べ、メガネを掛けたまま訳文を確認できるため両手が自由になります。会話のテンポにも自然に合わせやすいとしています。
提供方法
機能はOTAアップデートで配信され、対応するウェアラブルアプリと組み合わせて利用します。提供時期や対応地域、対応言語などの詳細は今回の発表では明らかにされていません。