シリコンバレーのベンチャー企業Mayfieldのマネージングディレクターであるナヴィン・チャッダ氏は、AIがコンサルティング、法律、会計などの人手を要する産業を変革する可能性があると発表しました。チャッダ氏は、これまでにLyftやPoshmark、HashiCorpなどの成功を収めており、最近、メンロパークで行われたTechCrunchのStrictlyVCイベントで、AIの「チームメイト」がどのようにして伝統的に労働集約的な分野でソフトウェアのような利益率を生み出せるかについて語りました。
AIを活用することで、法律事務所、コンサルティング会社、会計サービスなどの市場規模5兆ドル(約825兆円)の業界が再構築される可能性があるということです。チャッダ氏は、これまでの50年以上のビジネス経験を活かし、AI時代が到来していると指摘しました。AIは人間と協力し、業務を再構築する力を持つとしています。
具体的な例として、AIがSalesforceの導入を支援することを挙げています。AIを活用することで、人間の労力を減らし、AIができる部分を担うことが可能です。さらに、AIを活用したスタートアップは、AccentureやInfosysのような大手企業と競争するのではなく、未開拓の市場を狙うべきだとしています。
チャッダ氏は、最近、AI技術を活用したコンサルティングスタートアップ「Gruve」にシリーズAラウンドで投資しました。Gruveは、AIを活用してセキュリティコンサルティングを行い、6か月で売上を3倍に伸ばしたということです。
また、チャッダ氏はAIの「チームメイト」としての役割についても言及しました。AIは人間と共に目標を達成するデジタルの仲間であり、単なるツールではないとしています。このようなAIの活用により、業務の効率化が進む一方で、雇用の変化も予想されますが、長期的には市場が拡大する可能性があるとしています。
最後に、チャッダ氏は投資市場についても触れ、経験豊富な投資家が自らの戦略を持ち、慎重に投資を行うことが重要だと述べました。
