Raycastは今週、音声でAIに話しかける際に、画面上の内容を自動的に文脈として渡せる新機能「Dictate to AI」を発表しました。ユーザーは見ている画面について説明する手間なく、AIとやり取りできるようになります。
ポイント
- Raycastが新コマンド「Dictate to AI」を発表
- 音声入力と画面認識を組み合わせ、アクティブなアプリの文脈を自動でAIに提供
- 昨年8月に発表した「Screen Awareness」の機能をさらに発展させたもの
- Raycast Notesの無料ユーザー向け画像対応・ノート無制限化なども実施
- iOS版とWindows版にもそれぞれ機能追加
「Dictate to AI」の仕組み
Raycastは昨年8月、「Screen Awareness」を発表しました。これは、使用中のアプリやウィンドウの文脈をAIチャットに直接取り込める機能です。Raycastは当時、「テキストをコピーしたり、スクリーンショットを添付したり、何を見ているかを説明したりする必要がなくなる」と説明していました。
今回の「Dictate to AI」は、この機能をさらに一歩進めたものです。音声で要望を話すと、アクティブなアプリの文脈が自動的にAIに渡されます。
Raycastのペドロ・ドゥアルテ氏は、この新コマンドの動作を公開しています。
その他のアップデート
Raycastは今回のリリースに含まれる内容として、ほかにもいくつかの変更を挙げています。
Raycast Notesでは、無料ユーザーも画像を利用できるようになり、ノート数も無制限になりました。Macアプリには検索の高速化やメモリ使用量の削減など、複数の性能改善が施されています。
iOS版のRaycastには、AIを活用した文章作成ツールを備えた新しいキーボードが追加されました。クラウド同期機能も改善されています。
Windows版では、Screen Awarenessに新しいコマンドが加わりました。個々の要素やウィンドウ全体をAIチャットに送れるようになります。
詳細はRaycast v2.11の情報で確認できます。
