アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)が提供するスタートアップアクセラレータープログラム「スピードラン」が注目を集めています。このプログラムは2023年に開始され、受け入れ率は1%未満と非常に競争が激しいということです。1月のブログ投稿によれば、19,000以上のスタートアップが応募し、最新のコホートには0.4%未満が受け入れられたと発表しました。
当初はゲーム関連のスタートアップに焦点を当てていましたが、現在はあらゆる種類のスタートアップが応募可能な「水平プログラム」となっています。プログラムはサンフランシスコで約12週間行われ、年間2回のコホートがあります。各コホートには50〜70のスタートアップが受け入れられ、各社に最大100万ドル(約1億5500万円)の投資が行われる方針です。
スピードランは、創業者にa16zのアドバイザリーネットワークへのアクセスを提供し、市場参入戦略やブランド開発、メディア戦略、タレントソーシングなどを支援するということです。さらに、AWSやOpenAI、Nvidia、Deelなどのベンダーに対する500万ドル(約7億7500万円)のクレジットも提供されます。
プログラムの特徴として、創業者チームのスキルの相互補完性や市場検証の有無が重視されるとしています。AIを活用して仮説を迅速に検証し、製品を市場に投入する能力が求められるということです。応募プロセスでは、創業者チームの協力関係や共有の歴史が重要視され、AIツールを使った応募書類の改善も推奨されています。
スピードランは、創業者が複雑な問題について明確に説明できることを重視しており、応募プロセスではライブのビデオ通話インタビューが行われます。最終的に、プログラムは創業者に専門家との接点を提供し、スタートアップの成長を支援する方針です。
最近のコホートに参加した創業者のモハメド・モハメド氏は、彼のプロップテックスタートアップ「スマートブリックス」がa16zのスピードランによる500万ドル(約7億7500万円)の資金調達を発表しました。彼は、プログラムがフロンティアAIアプリケーションに取り組む共同創業者に特化している点に魅力を感じたと述べています。
モハメド氏は、応募書類を内部戦略メモのように扱い、明確さを重視したと述べています。彼のアドバイスは、知的に誠実で正確であることが重要だということです。スピードランは、完璧な企業を求めているのではなく、複雑な問題について明確に考え、確信を持って構築できる創業者を求めているとしています。
