Nvidiaは、オープンソースAI分野での事業拡大を目的に、2つの取り組みを発表しました。買収と新モデルの発表です。
半導体大手のNvidiaは、人気のあるオープンソースのワークロード管理システム「Slurm」を開発するSchedMDを買収したと月曜日に発表しました。Nvidiaによると、SchedMDは高性能コンピューティングやAI向けに設計されたこのプログラムを、オープンソースかつベンダーニュートラルなソフトウェアとして運営し続けるということです。
Slurmは2002年に初めて公開され、SchedMDは2010年にMorris Jette氏とDanny Auble氏によって設立されました。Auble氏は現在、SchedMDのCEOを務めています。
買収の条件は公開されておらず、Nvidiaはこのニュースに関してブログ投稿以上のコメントを控えています。NvidiaはSchedMDと10年以上にわたり協力しており、ブログ投稿でこの技術が生成AIの重要なインフラであるとしています。Nvidiaはこの技術への投資を続け、さまざまなシステムへのアクセスを「加速させる」方針です。
さらに、Nvidiaは月曜日に新しいオープンAIモデルファミリーを発表しました。このモデル群は「Nvidia Nemotron 3」と呼ばれ、正確なAIエージェントを構築するための最も「効率的なオープンモデルファミリー」であるとしています。
このモデルファミリーには、特定のタスク向けの小型モデル「Nemotron 3 Nano」、複数のAIエージェントアプリケーション向けの「Nemotron 3 Super」、より複雑なタスク向けの「Nemotron 3 Ultra」が含まれています。
Nvidiaの創業者兼CEOであるJensen Huang氏は、プレスリリースで「オープンイノベーションはAIの進歩の基盤です。Nemotronにより、開発者が大規模なエージェンティックシステムを構築するために必要な透明性と効率性を提供するオープンプラットフォームに高度なAIを変革しています」と述べています。
最近数ヶ月で、NvidiaはオープンソースおよびオープンAIの提供を強化するための取り組みを進めています。先週、同社は自動運転研究に焦点を当てた新しいオープン推論ビジョン言語モデル「Alpamayo-R1」を発表しました。また、同時に、開発者が物理AIを開発するためにモデルをより良く利用できるよう、許容ライセンスの下でオープンソース化された「Cosmosワールドモデル」に関するワークフローやガイドを追加したとしています。
これらの活動は、物理AIが同社のGPUにとって次のフロンティアになると考えるNvidiaの戦略を反映しています。Nvidiaは、AIとソフトウェアを求める多くのロボティクスや自動運転車両の企業にとっての主要な供給者となることを目指しています。
