アメリカのIT大手、アップルは、マレーシアでiPhoneを決済端末として利用できるサービス「Tap to Pay」の提供を開始したと発表しました。
このサービスは、専用の決済端末やカードリーダーを購入またはレンタルすることなく、iPhoneのみで非接触型決済を受け付けることができるものです。初期費用や維持費を抑えることができるため、小規模な事業者にとって利便性が高く、コスト削減につながるとしています。
一方で、非接触型決済のセキュリティ上の理由から、まれにカードを端末に挿入して暗証番号(PIN)の入力を求められる場合があります。iPhoneを利用した決済ではこの手順に対応できないという課題がありますが、こうした事例が発生することは極めてまれだということです。
アップルによりますと、この機能はメキシコに続き、現在50か国以上で展開されています。マレーシアでは本日から、「ADAPTIS」や「Stripe」など5つの決済プラットフォームを通じて提供が開始されました。これにより、小売業や飲食業、美容関連など、さまざまな規模の事業者が導入できるとしています。
利用できるクレジットカードなどのブランドは、アメリカン・エキスプレス、JCB、マスターカード、ビザなどに加え、現地の決済サービスも対象となっています。なお、マレーシアにあるアップルの直営店では現時点でこのサービスは導入されていませんが、今後対応していく方針だということです。
