アメリカの経済メディアであるブルームバーグは、起業家のイーロン・マスク氏の保有資産が一時1兆ドル(約155兆円)に達したものの、その後の株価変動により、現在はその水準を下回っていると発表しました。
今月、マスク氏が率いる宇宙開発企業「スペースX」が株式公開を実施したことに伴い、同氏の資産は世界で初めて1兆ドル(約155兆円)に到達しました。マスク氏はこの際の演説で、人類を月や火星、さらには「太陽系の外へ」送り出すという目標を掲げ、宇宙開発事業をさらに拡大していく方針を示しています。会場では支持者からの歓声に応え、力強く拳を突き上げる場面も見られました。
しかし、ブルームバーグが公表している世界の富豪の資産動向を示す「ビリオネア指数」によりますと、その後の株価の変動などにより、現在のマスク氏の資産は数千億ドル(数十兆円規模)に減少しているということです。
マスク氏はこれまで、世界的な少子化問題への危機感を表明し、自身も多くの子どもをもうけていることで知られています。今回の資産減少を受け、一部のメディアからは、大家族を養うための資金繰りを懸念する冗談交じりの声や、日々の食費などの節約術を提案するような論調も出ているということです。
