配車サービス大手のウーバー(Uber)は、10代の利用者が乗車する際、保護者が安全を確認できる新たなライブ動画配信機能を導入したと発表しました。今後数週間以内に、アメリカ全土で順次展開していく方針です。
新たなライブ配信機能では、運転手の顔を映す車内カメラの映像が使用されます。乗車が開始されると、動画配信が利用可能になった旨の通知が保護者のアカウントに送られます。保護者が映像の視聴を開始した場合、運転手と10代の利用者の双方に通知される仕組みになっているということです。
ウーバーによりますと、ライブ配信を視聴できるのは、10代の利用者のアカウントと連携された保護者のアカウントのみとしています。なお、同乗者がいる場合、その人物が映像に映らないようにする機能は設けられていないということです。
乗車が終了した後は、運転手や利用者、保護者を含め、誰も動画にアクセスできなくなります。ウーバーは動画が「暗号化されている」と説明していますが、同社自身も録画データにアクセスできない「エンドツーエンド暗号化」が採用されているかどうかは明らかにしていません。
この機能は現在、アトランタやクリーブランド、ロードアイランド州など9つの地域で先行して提供されています。今後数週間をかけて、アメリカ全土で利用可能になる見通しです。
ウーバーは2023年にアメリカで初めて10代向けのアカウント機能を導入しました。それ以降、対象地域を拡大し、現在では世界50か国以上で提供しているということです。
