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2025年6月28日
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ウーバー、アトランタでの自動運転配達市場を確保

ウーバーは、アトランタでの自動運転配達サービスを強化し、サーブ・ロボティクスと提携したと発表しました。これにより、ウーバーイーツの顧客は歩道ロボットを利用した配達を選択できるようになります。

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ウーバーは、アトランタにおいて自動運転配達サービスを強化するため、サーブ・ロボティクスと提携したと発表しました。これにより、ウーバーイーツの顧客は、歩道配達ロボットを利用して食事を受け取ることが可能になります。この動きは、ウーバーとウェイモがアトランタで商業用ロボタクシーサービスを開始したわずか2日後に行われたものです。

サーブ・ロボティクスは、2021年にウーバーから分離し、昨年には株式公開市場に進出した企業です。ウーバーは、消費者向け自動運転市場での先行者利益を得るため、18の自動運転車企業と提携しているということです。ウーバーは、自社ネットワーク上で年間150万件のモビリティおよび配達の自動運転車トリップを達成する方針です。

アトランタは、サーブにとってロサンゼルス、マイアミ、ダラス・フォートワースに続く4番目の商業都市です。他の多くの競合企業が大学キャンパスに進出することで拡大を図る中、サーブは都市環境での展開に注力しています。CEOのアリ・カシャニ氏は、都市の歩道は解決が難しい問題である一方、収益機会が大きいと述べています。

サーブは、アトランタでのローンチ時に何台のロボットを配備したかは明らかにしていませんが、現在ロサンゼルスで約100台のロボットを、2025年末までにアメリカの複数の都市に2,000台に拡大する計画です。

サーブの広報担当者は、ウーバーイーツの顧客がアトランタ市内全域でロボット配達を受けられると述べています。ミッドタウンからオールドフォースワード、ダウンタウンアトランタまでの地域で、今後も運営エリアを拡大する予定です。サービスは午前9時から午後10時まで利用可能であるとしています。

アトランタで参加しているレストランには、Rreal Tacos、Ponko Chicken、Shake Shackが含まれています。

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