快適な睡眠を提供する「スリープバッズ」の開発企業オズロは、製品を単なるハードウェアからデータプラットフォームへと進化させる方針です。オズロは先月、瞑想アプリ「Calm」との提携を発表しましたが、今週ラスベガスで開催されたコンシューマーエレクトロニクスショー(CES)で、新たなパートナーとの協議を進め、さらなる市場拡大を図るということです。
新たなパートナーシップにより、オズロは消費者向けハードウェアにとどまらず、ソフトウェアサブスクリプションやヘルスケア市場への参入を模索しています。例えば、AIを活用した機能や耳鳴りに悩むユーザー向けの機能をプレミアムサブスクリプションとして提供する方針です。また、最近の神経技術スタートアップの買収により、医療機器市場への進出も視野に入れています。
オズロは元ボーズ社員によって設立され、最初からエコシステムの構築を目指していたと、共同創設者兼CEOのNBパティル氏はCESの場で説明しました。オズロのアプリはiOSとAndroidのSDK上で動作し、他のアプリとも連携できるということです。
「Calm」はオズロのセンサーを活用して、ユーザーが実際に眠りに入ったかどうかを判断することが可能です。オズロのデバイスは体の動きや呼吸の変化を検知し、そのデータを充電ケースに送信します。そこで機械学習アルゴリズムがユーザーの状態を分析します。
オズロは耳鳴り治療ツールの開発も進めており、2026年の第2四半期にサブスクリプション形式で提供する予定です。また、AIを活用した「スリープパターン」機能をアプリ内で提供し、ユーザーが自身の睡眠の質を把握できるようにしています。
オズロは次世代のケースの開発も進めており、充電時の問題を解決するために内部構造を改良しました。新しいハードウェアは2026年の第2四半期に登場予定です。
さらに、オズロは神経技術企業「セゴティア」を買収し、脳波技術を活用した製品開発を進めています。この技術を用いた製品は2027年に発売予定で、医療製品市場への進出を目指しています。
オズロは今後、各種新機能と製品を迅速に展開し、顧客基盤の拡大を図る方針です。また、資金調達も進めており、シリーズBラウンドの詳細は今後発表される予定です。
