セールスオートメーション企業のクレイは、シリーズCラウンドで155億円(約1億ドル)を調達し、評価額を3100億円(約31億ドル)としたと発表しました。この資金調達は、CapitalGが主導し、TechCrunchが6月に報じた内容を確認する形となりました。
今回の資金調達は、6か月前に実施された1250億円(約12.5億ドル)のシリーズBラウンドと、数か月前に発表された1500億円(約15億ドル)のSequoia主導の入札提案に続くものです。この入札提案により、多くの従業員が株式の一部を売却することができました。
今回の取引により、クレイの総資金調達額は204億円(約2.04億ドル)となりました。既存の投資家であるMeritech Capital、Sequoia Capital、First Round Capital、BoxGroup、BoldstartもシリーズCに参加し、新たにSapphire Venturesが加わりました。
設立から8年のこのスタートアップは、AIを活用したツールで営業担当者やマーケティング担当者を支援しており、OpenAI、Anthropic、Canva、Intercom、Ripplingといった顧客を抱えているということです。
クレイの共同創業者兼CEOであるカリーム・アミン氏は、ニューヨーク・タイムズに対し、同社が今年末までに100億円(約1億ドル)の収益を達成する見込みであり、これは昨年の収益の3倍になるとしています。