スペースXは、新たな資金調達を通じて評価額を約4,000億ドル(約62兆円)に引き上げることを目指していると、ブルームバーグの報道で発表しました。
関係者によりますと、同社は資金調達ラウンドを通じて資金を集める方針であり、これとは別に従業員が一部の株式を特定の投資家に売却できるようにする入札提案を実施する計画です。スペースXは通常、年に2回入札提案を行っているということです。
スペースXの評価額は、同社が設立された20年以上前から着実に上昇しています。2021年10月には評価額が1,000億ドル(約15兆5,000億円)を突破し、その3年後にはその倍に達しました。今回の資金調達は、2024年12月に行われた入札提案で設定された3,500億ドル(約54兆2,500億円)の評価額から大幅な上昇を示すものです。
協議はまだ進行中であり、最終的な価格を含む取引内容は変更される可能性があるとしています。