動画投稿アプリ大手のTikTokは、従業員250人を削減し、アメリカ・テネシー州ナッシュビルにあるオフィスを閉鎖すると発表しました。
この決定は、アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズの報道によって最初に明らかになりました。閉鎖されるナッシュビルのオフィスには、プラットフォーム上の不適切なコンテンツを監視するチームの従業員などが所属していたということです。このオフィスは2024年に賃貸契約が結ばれたばかりですが、10月5日に閉鎖される予定です。
アメリカにおけるデータ管理などを担う部門の広報担当者は、今回の決定について事実関係を認めました。そのうえで、「業務を効率化し、長期的な成長に向けてチームの体制を最適化するためだ」と説明しています。
また、広報担当者は「TikTokを利用する2億人のアメリカのユーザーに対し、安全で前向きな体験を提供することに引き続き全力で取り組む」としています。
今回の人員削減の背景には、SNS運営各社がプラットフォーム上の暴力的なコンテンツや露骨な表現を監視し、削除する作業において、人工知能(AI)への依存を強めているという業界全体の動向があるとみられています。
