アメリカの周辺機器メーカー「ベルキン」は、家電見本市「IFA 2026」において、新たなソリッドステート技術を採用したマグネット式のモバイルバッテリー「UltraCharge Pro」シリーズ2機種を発表しました。新技術により、従来製品の3倍の長寿命を実現したということです。
現在、スマートフォンの背面に磁石で固定するモバイルバッテリーは多数販売されています。しかし、最新のワイヤレス充電規格「Qi2(チーツー)」に対応し、安定して15ワットの急速充電を行える製品は限られているのが現状です。
今回発表されたのは、容量が5000ミリアンペアアワーと1万ミリアンペアアワーの2つのモデルです。ベルキンによりますと、両モデルには内部にゲル層を用いる「BoostSolid」と呼ばれる新技術が採用されています。これにより、1000回の充放電を繰り返した後でも80パーセントのバッテリー容量を維持できるとしています。2日に1回のペースでフル充電を行った場合、およそ5年間使用できる計算になり、一般的な製品の最大3倍長持ちするということです。
薄型モデルの「UltraCharge Pro Slim 5K」は、携帯性に優れており、持ち運びの負担を軽減する設計となっています。一方、大容量モデルの「UltraCharge Pro 10K」は厚みがあるものの、バッテリーの残量や警告をリアルタイムで表示する画面を搭載しています。
両モデルともに、Qi2規格による最大15ワットのワイヤレス充電に対応しています。さらに、大容量モデルは単一のポートから最大60ワットの有線充電が可能で、ノートパソコンや携帯型ゲーム機など、より消費電力の大きい機器の充電にも適しているということです。
これらの新製品は、今月からインターネット通販大手のAmazonや、ベルキンの公式ウェブサイトなどを通じて順次販売が開始される方針です。
