アメリカのIT大手マイクロソフトは、同社が提供するメールサービス「Outlook(アウトルック)」などで大規模な通信障害が発生し、現在、復旧に向けた対応を進めていると発表しました。
マイクロソフトによりますと、現地時間の月曜日、法人向けのクラウド型メールサービス「Exchange Online」などで、メールの送受信の遅延や失敗、認証エラーなどの障害が数時間にわたって続いているということです。同社は公式SNSを通じて、利用者の報告をもとに調査を行っていることを明らかにしました。
その後の調査で、障害の原因はシステム内の「認証機能」にあることが特定されたとしています。現在、一部のシステム環境において修正プログラムのテストを実施しており、問題の解決が確認でき次第、全体へ適用を拡大する方針です。また、この認証機能の問題は「Exchange Online」以外のサービスにも影響を及ぼしているということです。
通信障害の状況を監視するウェブサイトによりますと、現地時間の午前11時半ごろから利用者の報告が増加し始め、午後2時までには5000件以上の報告が寄せられたということです。SNS上でも多くの利用者が不便を訴える事態となっています。
この障害により、利用者はメールの送受信の遅延や失敗のほか、メールボックス内の検索機能の不具合、認証エラーなど、多岐にわたる問題の影響を受けているということです。
マイクロソフトは、現地時間の午後5時時点でも問題の解決に向けた作業を継続しているとしています。今回の障害は、ビジネスの現場においてメールシステムがいかに重要な役割を担っているかを改めて浮き彫りにしています。
