アメリカのIT大手メタ(Meta)が、生成AIを活用して小規模なゲームやアプリを作成できる新しいアプリ「Pocket」の提供を始めたことが明らかになりました。公式な発表は行われておらず、現在は試験的な段階とみられています。
このアプリは、利用者がAIに文章で指示(プロンプト)を入力することで、「ギズモ」と呼ばれる対話型の小さなアプリやゲームを自動で生成できるというものです。また、他の利用者が作成したゲームを一覧から選んで遊ぶ機能も備わっているということです。
メタは今年、ゲームプラットフォーム「Gizmo」の開発チームを買収しており、今回の新アプリはその技術を活用したものとみられます。アプリ配信サービスの画面上では、元の「Gizmo」アプリと多くの共通点が確認されています。
アプリの分析を手がける専門家がSNS上で指摘したことで、今回の提供開始が判明しました。調査会社のデータによりますと、アプリ自体は今年6月29日に配信が始まっていたということです。現時点でメタからの公式なコメントは出されていません。
メタは現在、AIを活用した制作ツールを一般に広く普及させる方針を掲げています。同社はこれまでにも、画像生成機能や動画作成アプリなどを展開しており、今回の「Pocket」も自社のAI技術をより身近にするための戦略の一環と位置づけられています。
なお、基盤となった「Gizmo」のアプリは、これまでに累計で63万5000回以上ダウンロードされており、利用者から高い評価を得ていたということです。
