アメリカのIT大手メタ(Meta)は、薄型化とバッテリー駆動時間を向上させた第3世代の「レイバン・メタ」や音声専用モデルなど、新型スマートグラスのラインナップを発表しました。
近年、プライバシーに関する懸念などから一部で批判の声がある一方で、スマートグラスの市場は急速に拡大しています。メタは現在、この分野で最大のシェアを握っており、今回の新製品投入によって市場での優位性をさらに強める狙いがあるということです。
独自ブランドである「メタ・グラス」の新たなラインナップとして、エントリーモデルを249ドル(約3万8600円)から展開するとしています。このうち「メタ・アドベンチャー」は、黒いフレームにグレーのレンズを採用し、10月23日から販売される予定です。
また、カメラを搭載しない音声専用モデル「レイバン・メタ・オーディオ」を10月に349ドル(約5万4000円)で発売する方針です。カメラを省いたことで大幅な薄型化を実現し、重さは43グラムとなっています。バッテリーは1回の充電で12時間、専用ケースを使用すれば最大48時間駆動するということです。フレームの形状は「クラブマスター」や「バーバンク」など、多様なスタイルが用意されています。
さらに、第3世代となる「レイバン・メタ」を449ドル(約6万9000円)で発売しました。前世代と同じく3Kの高画質動画の撮影が可能で、バッテリー駆動時間は1時間延びて9時間になったとしています。デザインはより薄型になり、「アビエーター」や「ウェイファーラー」など27種類のフレームとレンズの組み合わせが用意されているということです。
このほか、メタはディスプレイ搭載モデル(799ドル、約12万3800円)の機能強化も発表しました。ハンズフリーでの操作や、ビデオ通話時の「ホログラム」機能、スマートフォンからの通知の同期などが追加されます。また、販売地域をイギリスやカナダ、フランス、イタリア、ドイツにも拡大する方針です。
