アメリカの通信機器大手モトローラは、IT大手アップルが発表した初の折りたたみ式スマートフォン「iPhone Duo」に対抗し、次期モデルとなる横幅の広い折りたたみ式端末の投入を示唆する動画を公開したと発表しました。
アップルが新たに発表した「iPhone Duo」は、長年各社が開発を進めてきた折りたたみ式スマートフォンに対する同社としての本格的な参入モデルとなります。外観はグーグルの初代「Pixel Fold」に似ているものの、独自の基本ソフト「iOS」を活用した多彩な機能が大きな特徴となっているということです。
この発表を受け、競合他社の動きが活発化しています。韓国のサムスン電子は公式SNSを通じてアップルの新製品に言及したものの、具体的な新機種の提示には至りませんでした。一方、モトローラは画像共有アプリ「インスタグラム」に動画を投稿し、自社の対抗策をアピールしています。
公開された動画では、かつて人気を集めたピンク色の折りたたみ式携帯電話から、今年発売された最新の「Razr Fold」に至るまでの歴代モデルが次々と閉じられる様子が映し出されています。そして動画の最後には、「iPhone Duo」のように縦が短く横幅の広い、シルエットに包まれた新たな折りたたみ式端末が登場するということです。
モトローラはこの端末を自社の「次なる一手」と位置づけており、横幅の広い「Razr Fold」の新モデルである可能性が高いとみられています。映像のシルエットからは、背面の横幅いっぱいに広がるカメラバーや、内側ディスプレイの左上に配置されたボタンなどの特徴が確認できるとしています。
現時点では、この新端末の正式な名称や発売時期などは明らかにされていません。しかし、サムスンやアップルの参入によって横幅の広い折りたたみ式スマートフォンの市場への関心が高まる中、モトローラとしても新機種の存在を早期にアピールし、市場での競争力を維持する方針です。
