ビジネス向けSNSの世界最大手「リンクトイン(LinkedIn)」は、ライアン・ロスランスキーCEO(最高経営責任者)が退任し、後任としてダン・シャペロCOO(最高執行責任者)が就任したと発表しました。
ロスランスキー氏は2009年に同社に入社し、社内のさまざまな部門を経験したのち、新型コロナウイルスの影響で労働市場が混乱していた2020年6月にCEOに就任しました。なお、リンクトインは2016年にアメリカのIT大手マイクロソフトによって買収されています。
ロスランスキー氏がCEOに就任した当時、同社の会員数は7億人で、年間売上高は約80億ドル(約1兆2400億円)でした。その後、在任期間中に会員数は13億人に達し、売上高は170億ドル(約2兆6350億円)を超える規模にまで成長したということです。
この大幅な収益増の背景には、同氏が推し進めた事業戦略の転換があります。リンクトインを単なる求人情報サイトから、ビジネスパーソンが意見を共有したり、キャリアに関するアドバイスを投稿したりする、本格的なSNSへと進化させたとしています。
ロスランスキー氏は現在、親会社であるマイクロソフトのエグゼクティブ・バイス・プレジデント(EVP)も務めています。同氏によりますと、今後はマイクロソフト内での役割をさらに拡大する方針であり、リンクトインのシャペロ新CEOは引き続きロスランスキー氏の直属として業務の報告を行うということです。
