アメリカのIT系メディア「TechCrunch」は、2026年に開催する大規模イベント「TechCrunch Disrupt 2026」において、AIを活用した栄養管理アプリ「Cal AI」の共同創業者、ザック・ヤデガリ氏が登壇すると発表しました。
「Cal AI」は、スマートフォンのカメラで食事を撮影するだけで、画像認識技術などを用いてカロリーやタンパク質、炭水化物、脂質を自動計算するアプリです。ヤデガリ氏が17歳の時に共同で開発しました。提供開始から2年足らずで1500万回以上ダウンロードされ、年間収益は3000万ドル(日本円で約46億5000万円)に達したということです。
この急成長を受け、健康管理アプリ大手の「MyFitnessPal」が2025年12月に同社を買収しました。買収後も「Cal AI」は独立したアプリとして提供が続けられており、7人のチーム体制やヤデガリ氏の代表としての地位は維持される方針です。
ヤデガリ氏は現在20歳未満ですが、起業家としての実績を重ねています。16歳の時には、新型コロナウイルスの感染拡大期に500万人以上のユーザーを集めたゲームプラットフォーム「Totally Science」を立ち上げ、数千万円規模で売却した経験を持っています。
今回のイベントでヤデガリ氏は、「爆発的な成長の生み出し方とその活用法」をテーマに対談を行う予定です。製品が短期間で巨大な市場を獲得する過程や、一時的な注目を長期的な顧客定着と企業成長に結びつけるための戦略について語るとしています。
「TechCrunch Disrupt 2026」は、10月13日から15日にかけてアメリカ・サンフランシスコで開催される予定です。1万人以上の起業家や投資家が参加し、200以上のセッションが行われるということです。なお、主催者は9月25日までにチケットを購入した場合、最大200ドル(約3万1000円)の割引を適用するとしています。
