アメリカのIT大手アップルは、新型スマートフォン「iPhone 18 Pro」に、撮影した写真がAI(人工知能)によって加工されていないことを証明する新機能「リファレンス・イメージ」を導入すると発表しました。
この機能は、カメラで撮影した画像が後からAIで改変されていないかをデジタル技術で認証するものです。画像が加工された場合、利用者は「デジタルネガ」と呼ばれる元の画像を確認し、変更点を見比べることができるということです。
アップルは、AIによって生成された合成画像が急増していることへの対策として、この機能を開発したとしています。写真が実際の風景を正確に反映しているかどうかを、閲覧者が容易に把握できるようにする狙いがあります。
新機能では、同社のクラウド技術「プライベート・クラウド・コンピュート」を活用し、撮影された写真のデータの一部を送信して暗号署名を作成します。この認証情報は撮影した端末上だけでなく、署名付きの画像として他の人と共有することも可能で、共有先でも後から画像の真正性を確認できるということです。
一方で、この「リファレンス・イメージ」機能は、EU(ヨーロッパ連合)および中国では提供されない方針です。
また、アップル独自のAI機能である「イメージ・プレイグラウンド」や、「エクステンド」「空間リフレーム」といった新たな画像編集ツールによる生成画像については、「SynthID」と呼ばれる識別マークが付与されるということです。
