米IT大手アップルは、動画配信サービス「Apple TV+」において、俳優のキアヌ・リーブス氏が主演を務める新作コメディ映画『Outcome(原題)』の配信を開始したと発表しました。
アップルは昨年2月に開いたメディア向けイベントで、年間を通じて配信する複数の新作映画やドラマを発表しており、本作もその戦略の一環として位置づけられています。監督と共同脚本は俳優のジョナ・ヒル氏が務め、キャメロン・ディアス氏やマット・ボマー氏らが出演しています。
アップルが公表したあらすじによりますと、本作はダークコメディとして制作されています。リーブス氏演じる人気ハリウッドスターが、自身のキャリアを終わらせかねない謎の動画で脅迫を受け、隠された過去のトラウマと向き合う姿を描いています。主人公は、友人や弁護士の支援を受けながら、脅迫者を特定するために過去に過ちを犯した人々への償いの旅に出るということです。
一方、配信開始に合わせて公開された批評家からの評価は厳しいものとなっています。アメリカの映画評論サイト「Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)」での肯定的な評価は22%にとどまっています。一部のメディアは「世論の痛烈さを描いた、笑えないコメディ」と評し、ヒル氏の脚本や監督としての手腕に否定的な見方を示しています。その一方で、リーブス氏の演技に対しては「物語の要求にしっかりと応えている」と肯定的な意見も寄せられているということです。
「Apple TV+」の利用料金は月額12.99ドル(約2,000円)となっています。同社は今後も、『セヴェランス』や『ザ・モーニングショー』などの人気シリーズに加え、独自の映像コンテンツの拡充に力を入れていく方針です。
